Introduction

イントロダクション

本当の美しさとは、本当の愛とは───

現代社会では、男も⼥も、⼈を⾒るモノサシが「外⾒」に偏ってはいないだろうか。まさに「⽪⼀枚」の表層的な情報に惑わされ、本当の美しさや⾃分⾃⾝の本当の価値さえ⾒失っていないだろうか。そんな思いから作られた本作。監督は「世界から希望が消えたなら。」(19年/日活)「夜明けを信じて。」(20年/日活)で数々の映画賞を受賞した、赤羽博。W主演には、現代の「画皮」山本舞子役に長谷川奈央、舞子を愛し葛藤する塩村太郎役に市原綾真、注目の若手俳優二人がともに初主演に挑む。さらに芦川よしみ、永島敏行、杉本彩、モロ師岡、矢部美穂、デビット伊東、千眼美子(特別出演)など豪華キャストが集結。主題歌《美しき誘惑》をはじめ、製作総指揮・原作の大川隆法総裁⾃ら書き下ろしたメッセージ性の強い楽曲が彩る、美と愛の真実に触れるドラマチックな作品が登場した。

「⼈間の⽪」をまとい化ける妖魔──「画⽪(がひ)」

サブタイトルにある「画⽪」とは、昔の中国の伝奇物語で、妖魔が人をたぶらかすために被る「美女の顔や手足を描いた人間の皮」のこと。

Story

ストーリー

大手銀行副頭取の秘書として働く山本舞子。
才色兼備で誰もが振り向く美しさを備え、周囲の憧れの的である彼女には、裏の顔があった。
夜は、銀座の高級クラブでホステスとして働き、自分の美しさにふさわしい男性を品定めする顔だった。

ある晩、ついに彼女が本当に待ち望んでいた人物がやってきた。将来の総理大臣の有力候補と言われる塩村太郎。
太郎が舞子に惹かれるまでにそう時間はかからなかった。
すべては彼女の思惑通りに事が運び、結婚の準備が着実にすすめられていく。

しかしそんな中、太郎の人生の師である教祖・橘勝子から、舞子が「九尾の狐」に取り憑かれた妖魔であると告げられる。
自分の美しさによって、国を滅ぼしてこそ満足をえられる舞子。
それでも「彼女にも良心がある」と信じたい太郎の葛藤は膨らんでいく。
結婚式当日、果たして二人の運命は───


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