映画『美しき誘惑―現代の「画皮」―』初ダブル主演特別インタビュー

5月14日(金)より大ヒット上映中の映画『美しき誘惑―現代の「画皮」―』。
初ダブル主演の長谷川奈央と市原綾真。
この二人がどのように役作りに取り組んだのか、また、本作の見どころについて語ったインタビュー動画を公開!
さらに動画には収録しきれなかったインタビュー内容まで特別に掲載します!
※本作のネタバレを含みます。

長谷川奈央

長谷川奈央さん写真

プロフィール
1992年生まれ。愛知県出身。映画、TV、舞台を中心に幅広く活躍中。テレビドラマ「土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』」(18年/NHK)、舞台「MOTHER マザー~特攻の母鳥濱トメ物語」(17年)、映画「明日のきみへ~幸せのスケジュールより~」(18年/スターズウェイ)など出演多数。映画「世界から希望が消えたなら。」(19年/日活)では、主人公に大きな影響を与えた看護師役を熱演。2020年公開の映画「心霊喫茶『エクストラ』の秘密-The Real Exorcist-」(日活)では、主人公を温かく見守る2児の母を好演した。そして前作の「夜明けを信じて。」(20年/日活)では、主人公が大学時代に憧れた女性として、知的で透明感溢れる役どころを演じた。本作「美しき誘惑―現代の「画皮」―」(日活)においては、二面性のある妖艶な女性の役を演じて新境地を開拓、幅広い役柄に挑んでいる。さらにイメージソング①「Selfish Love」の歌唱も担当した。

本作の演技でヒューストン国際映画祭「アジア最優秀女優部門 ゴールド賞」を受賞。

ヒューストン受賞ロゴ

市原綾真

市原綾真さん写真

プロフィール
1996年生まれ。愛知県出身。2017年に開催された、ニュースター・メンズ・オーディションで審査員特別賞とオーディエンス賞をダブルで獲得。映画、TV、舞台など多方面で活躍中。ドラマ「崖っぷちホテル」(18年/日本テレビ)でテレビデビュー。2020年8月に公開のドキュメンタリー映画「奇跡との出会い。-心に寄り添う。3-」(日活)ではメインリポーターの一人として「奇跡」とは何かを追い求めてアフリカのウガンダまで行き、作品に深みを作る取材を行った。2020年10月公開の映画「夜明けを信じて。」(日活)では、主人公の大学時代の友人を好演した。本作「美しき誘惑―現代の「画皮」―」(日活)では、主演として将来の総理大臣候補の男性を熱演。イメージソング②「法力」の歌唱を担当し、「3カ国6冠」を達成。(2021年5月現在)

初ダブル主演 インタビュー動画

-役作りについて

長谷川奈央

日本一を狙う女性はどういう心情なのか、普段どんな事を思って生きているのか、なかなか分からなかったので、歴史上で名前が残っているような女性をとにかく研究しました。
本を買って読んだり、クレオパトラや楊貴妃、マリリン・モンローなどの映画を観て、生き方そのものを学んだり、具体的なところだと、男性と接する時の目線の使い方や、どのように“女”を出して男性を引っ掛けにいくのかなど、いろいろと参考にしましたね。

長谷川奈央さん携帯持ってる写真

話し方や仕草、マナーの勉強もして、演技に取り入れていきました。
普通の演技のレッスンに加えて、クラブでのホステスとしての所作のレッスン。秘書の立ち振舞いやお辞儀の仕方も一から教えていただいて、教養がある女性としての作法を身につけるよう努力しました。

長谷川奈央さんとデビット伊東さん

あと、男性を引つけるためには、まず自分に自信がないとできないと思ったんです。
自信のある女性はどういう態度や気持ちで生きているんだろうというのを研究していき、自信に満ちた女性像を描いてそれが自分だと思い込もうと思ったんです。「自分は日本一になる男が寄ってくるような女性なんだ」「この美しさがわかるか」「私が全てなんだ」という感じですね。(笑) その自信によって「自分から引っ掛けにいくというより、相手が自然と惹きつけられてくる」「相手の方が私に寄ってくる」というイメージを持ちながら、自分を役に近づけていきました。

長谷川奈央さんが市原綾真さんに抱きつくシーン

でも、自分の中で山本舞子のイメージが定まらず、役を掴むまでにはすごく時間がかかり苦労しました。
最初は、妖魔や自分に自信のある女性というものに対して、私自身が近づいていこうという思いで一生懸命になっていたのですが、撮影直前になって「ただ妖魔に近づけて、それに成りきればいいわけじゃないんだ」と気がつきました。

長谷川奈央さんが市原綾真さんに微笑むシーン

「あくまで、自分が妖魔を演じるんだ」というふうに考え方を変え、「妖魔という女性を深く理解しながらも、その役を長谷川奈央が演じる」というような感じで、演じながらも自分を客観視する、俯瞰して見るということに気を付けながら演じていきました。

市原綾真

初めての主演というだけでも驚きだったのですが、塩村太郎という政治家の役と、海空という僧侶の役の、“二役を演じる”という事にさらに驚きました。
塩村太郎の心情は、自分に近く重なるところも結構ありましたね。意中の女性のために頑張るとか見栄を張るとか、立派に見せたいという太郎の気持ちなどがすごく上手く描かれていて、全然他人事じゃないなと思いました。

塩村家で握手

学生だったら好きな女の子のために部活を頑張るとか、社会人でも仕事を頑張ってちょっとできる男に見せたい、というのは誰にでもあると思うんです。そういう部分にはとても共感できました。

市原綾真さん街宣

海空の役作りをしていくにあたっては、この役のモデルとなっている空海様の生涯を学んでいこうと思い、図書館で資料を借りて、どんな人生を歩んだのか勉強し、そして実際に空海様のゆかりの地である四国の高知・徳島・香川も巡ってきました。
「本当の美しさ」が、この映画の一つのテーマなんですが、このテーマを深めていくにつれて、「海空というお坊さんの役は心の美しさを宿していなければならない」と強く感じたと同時に、自分の心がそこからはすごく遠い事に気づいたんです。自分がどれだけ努力しても追いつけないような無力感が役作りの期間ずっとありました。
「心の美しさを宿したお坊さんをどうしたら演じられるんだろう」「どのように見せたらそう見えるんだろう」という見え方ばかりを気にしてしまっていたところがあったんです。

海空

そんななか、イメージソング②「法力」の歌唱準備もあったのですが、これは役作りをしていく上でとても重要なプロセスでした。この楽曲は、塩村太郎という役の原点で、撮影をやり切る最後の最後まで、この楽曲を心の支えにしていました。
実は最初は、この楽曲を「悟りきった人の歌」というイメージで歌っていたんです。ですが、「自分が掴んだものしか聴く人には届かない」ことを知り、自分と向き合ううちに、捉え方が変わりました。歌詞の最初に「魔になど、負けるわけには決して参らない。」とありますが、その部分も「悟りきっているんじゃなくて、自分の中にも欲や醜い心がたくさんあるけど、それでも御加護をいただいて魔を退治しようと、何とか力を振り絞っている」というイメージになっていきました。

イメージソングSelfishLove法力

イメージソング

「Selfish Love/法力」
立ち上がる魔性は、法力で打ち破れ。

Single
CD 1,650円(税込)

ダウンロード・ストリーミングはこちら
Amazon 幸福の科学出版

-塩村太郎と出会って、山本舞子が変わったところについて
長谷川奈央

妖魔は、ずっと若さを保ちつつ何十年と生きている存在。何百年かもしれないし、何千年かもしれない。その中で「自分がやっと永遠の若さを手に入れることができるかもしれない」という可能性が見えた瞬間だったと思うんですよね。

塩村宅前で抱き合う

「この塩村太郎という人を何が何でも私の物にするんだ」「太郎と一緒になって、ようやく自己実現が果たせる」という瞬間だったので、舞子は太郎と接してから、すごく心が大きく揺れていたと思います。
私が感じたこととしては、舞子は、最初はこの男に狙いを定めて「自分がこの世に永遠の美を残すんだ」とハンティングしたと思うんです。
でも、太郎と接していくうちに「本当に私のことを必要としてくれている」「私のことを見てくれている」と感じる瞬間があったのだと思います。
それは、台本を読んでいても感じましたし、演じている時にも、一瞬、舞子として本当に心が揺れてしまうことがありました。それがちょっと予想外なところもあり、「ここで私がこんなに心は揺れると思っていなかった」ということが結構ありました。

-物語のクライマックス、塩村太郎と山本舞子の結婚式について
市原綾真

塩村太郎が、人生の一大イベントである結婚式で山本舞子に向かって妖魔であることを言い放つ瞬間、塩村太郎として今まで人生で築き上げてきた政治家としてのキャリアを、全て投げ打った瞬間が、自分としては、ものすごく印象に残っています。

結婚式

普通の生活をしていたら経験できないような、ある種の霊的な視点というか、目に見えない存在に対して、心のやり取りをしているという感覚がありました。
「妖魔よ、人間に取り憑くなかれ。」この台詞は、個人的に、この作品全体の中で一番大切にした台詞でした。

闘い

太郎は妖魔・舞子の本当の姿を知ってしまうのに、それを受け入れられず、なんとかして妖魔を追い出す術はないのかということをずっと考えていた。そういう葛藤がありつつも、やっぱり舞子が好きで、結婚したいという気持ちを、あの対決の瞬間まで持っていたと思うんです。
でも最後の最後に「政治家としての出世や総理大臣になること、舞子と一緒になることよりも、もっと大切なことは舞子の魂を救っていくことなんだ」ということを確信できた瞬間が、あの結婚式のシーンだったのかなと思います。「そのためだったら自分の人生は捨てても構わない」という決断ができた太郎の男らしさがすごく素敵だなと思います。

がけ

関連リンク

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